日  時: 2009年7月4日(土)13:00〜17:00  
場  所: 
大阪市長居障害者スポーツセンター(in大阪)
参加者: 31名(会員11名 非会員15名 社会人1名 近コンOBOG4名)

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 国際手話とASLの違いは何かを知り、また国際手話を身につけ、世界のろう者の様子を知る目的として聾者・社団法人大阪聴力障害者協会理事で近コンOGの方である伊藤芳子氏を講師に招いて行いました。
伊藤さんは、国際手話の歴史を次の通りに語っていました。

 世界ろう者競技大会(現デフリンピック)で創立され、世界ろうあ連盟の公用語となっています。手話語彙は、欧州諸国の手話が多く、はっきりとした文法は特にありません。しかし、中心話題を文頭に置くのと顔の表情と体の動きを多く用いるといった、身振り的要素が多いのが特徴です。外国のろう者と話す時は通じ合いたいという気持ちを持って、表情・身振りを豊かにして話すことが大切です。また自分の国の文化を押しつけるのではなく、相手の国の文化を知ろうという態度をとると相手に好印象を与える。

 当日の前半は、講演を行って頂き、他国の手話をはじめ、国際手話の歴史や世界ろう者会議の様子(ビデオ)を見ました。参加者全員が、興味深々と聞いていました。後半は、ワークショップで5チームに分けて、実際に楽しく国際手話を使いました。この講義で学んだ単語などを文章にして、参加者にとって初めての国際手話、または久し振りに使ったとワイワイ楽しんでいました。

講師と国際手話を使いながら会話をして、参加者の顔も自然とほんわかとなり、すごく盛り上がりました♪

(例:「あなたはソフトボールが好き?」「いいえ。」や「あなたの誕生日は?」「○月○日です。」)

情報保障チームも忙しい中、手伝っていただき、本当にありがとうございました♪
最後に講師と参加者の皆様と記念写真を撮りました♪いい思い出の1つになりましたね☆
参加者にアンケートを書いてもらったところ、これからは世界のろう者と交流がしたいという声が多かったです。あと、嬉しいことがあります。近コンにとって久し振りに高校生が来てくれました☆





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国際手話を学ぼう!  【近畿】