日  時: 2009年11月28日(土)17:00〜20:00  
場  所: 
札幌市視聴覚障害者情報センター(in札幌)
参加者: 7名(会員4名 非会員3名 )

…………………………………………………………………………………………………………

 

 ★本日のスケジュール★
    17:00- 集合
    17:20- DVD鑑賞
    19:10- ディスカッション

DVDではろう文化の研究者であるオーロニー大学のトム・ホルコム博士が作成した作品である。
 
 トムのいう「ろう文化」とは健聴者を排除するものではない。
 健聴者とろう者の文化の調和が大切なので、健聴者がろう文化に入って直に学ぶことが
 必要である。またろう者としての未熟であるろう児も、ろう文化を学びながらろう者として
 のプライドを持つことが必要である。 
 ろう文化の研究は、”ろう者が幸せで豊かな人生を送るため”に重要なことである。
 
 ろう文化についてASLの手話表現をやっていたために、初めて見る人も分かりやすいよう
 に字幕を付けていて鑑賞しました。そのあとにディスカッションを行いました。テーマは、
 「DVDを見て感じたこと」・「日本とアメリカのろう文化の違い」・「マナーについて」でした。
 
 ろう者のマナーははっきりストレートに言葉に表すが、その行為は健聴者から見ると
 非常識と捉えられることがある。しかし、それはマナーが悪いのではなく、そういう習慣が
 文化だからだという。聞こえないことにより情報を提供して欲しいなど困った状況を打開
 するためにもまずは健聴者にも理解を示して支えてあげるなど一緒に共有できる文化が
 あった方がいい。。。

 
など様々な意見があって良いディスカッションになりました。ただ参加する人数が少なく、
とても残念でした。次回も開催していきたいと思い、初めての手話部による企画が終了しました。
 



……………………………………………………………………………………………………………………………………………




国際手話を学ぼう!  【近畿】